Archive for the 'SF' Category

たまには宇宙に思いをはせて

金曜日, 9月 5th, 2008

Webで見つけた宇宙関連の話題から思い付いた事をいくつか

その1 火星の雲
アメリカの火星探査機フェニックスが、火星の空で雲を観測したそうだ。
雲ができるということは、水があり大気が循環しているということだ。
フェニックスは地面を掘って氷を見つけているが、雲ができるほど大気中に水分が供給されているということは、どこかに大規模な水源があるのだろうか。やはり極地方に大規模な氷床が埋まってるのか。
リアルな火星SFで雲の描写が出てくるものって、何かあったかな。
キム・スタンリー・ロビンソンの「火星三部作」にはありそうな気がするが、読んでないのでわからない。
藤崎信吾の「クリスタル・サイレンス」にはあったような気がする。
リアルでなければ、バロウズの「火星シリーズ」やブラッドベリの「火星年代記」あたりにありそうだが。

その2 太陽黒点が消失
太陽活動は、11年周期で強弱を繰り返しているという話はよく知られたことだ。
太陽活動の強弱で黒点の数も変わっていく。強いときは多く弱いときは少ない。
今年は弱くなる年に当たっているようだが、今年に入って黒点が非常に少ない状態が続いており、8月はついに黒点が消滅したらしい。
黒点消失は1913年6月以来だが、一ヶ月のあいだ消え続けているのは観測史上はじめてのことらしい。
地球温暖化には、太陽活動が大きな影響を与えているといわれているが、この黒点消失はどんな影響があるのだろうか。今年は海水温度が低下しているらしいが、それに関係しているのだろうか。
太陽が弱くなるSFといえばジーン・ウルフの「新しい太陽の書」だが、以前読んだときは難解でよくわからなかったな。
スティーブン・バクスターの「ジーリー・クロニクル」には、太陽を監視するためにAIにさせられて宇宙の終わりまで生き続ける女の子の話があったが、なんていうタイトルだったろうか。

「円谷英二」研究 from USA

金曜日, 12月 28th, 2007

某所で知ったのですが、特撮の神様円谷英二の研究本がアメリカで出版されています。

Henshin! Onlineという、特撮への愛に満ちあふれたサイトをやっているAugust Ragoneさんが書いた、「Eiji Tsuburaya: Master of Monsters[AA]」と言う本です。そのまんまなタイトルですが、これもきっと愛なのでしょう。 ン十年前のSFブームの頃、マニアしか手を出さないようなアメリカSF研究書が何冊も出ましたが、あちらから見ると同じ様な物でしょうかね。

それにしても、こんなマイナー(失礼)な本を日本のAmazonで買えるなんて、ロングテール戦略のおかげですね。Web2.0万歳。

なお、Henshin! Onlineはあまり更新されていないようですが、いろいろと濃いネタが集まっています。「ALL ABOUT SONNY CHIBA」というあたりが、ポイント高いです。

モバイル用AAリンク:Eiji Tsuburaya: Master of Monsters

アーサー・C・クラーク

日曜日, 12月 16th, 2007

今日、12/16は、あのアーサー・C・クラークの90歳の誕生日でした。Wired VISION等によると、誕生日メッセージ投稿用の特設Blogも設置されています。現実世界でも、SFでも、数多くの業績を残している氏に、メッセージをおくってはどうでしょうか。

私が、個人的に思い入れのある作品は、「楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)[AA]」です。私は仕事が建築・土木の周辺でして、一時は構造解析にも首を突っ込んでいたので、軌道エレベータのシミュレーションやタコマ橋を教訓にしているシーンには痺れました。私が生きている間に、軌道エレベータを目にする事はできないでしょうが、子供や孫の時代には何とかなってほしい物です。

モバイル用AAリンク:楽園の泉

21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜

日曜日, 10月 21st, 2007

かぐやも初期機能確認フェーズへの移行を行った今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ただいま、NHK教育のETV特集で「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」を放送中です。日本SF第一世代の足跡と、それに影響を受けた人たちと事象の紹介を中心に、貴重な映像や音声が放送されています。栗山千明がビミョーな感じです。

TVアニメや特撮ドラマの黎明期へのSF作家クラブの関わりから始まり、伝説の東海村原子力研究所訪問の話とか、大阪万博への参加とか、国際SFシンポジウムとか、そして浸透と拡散(変質と解体?)とか……

ラストは、アキバのを放浪する栗山千明が、SFにインスパイアされた作品やアイテムを紹介するという恥ずかしい物でしたが、ヱヴァやアキラや甲殻はともかくハルヒを出したのは評価するところでしょうか。

そんな未来を信じていた時代の声を集めた一冊があります。早川書房の「日本SF・幼年期の終り―「世界SF全集」月報より[AA]」です。抜粋での収録が残念……

月周回衛星「かぐや」打ち上げ迫る

火曜日, 9月 11th, 2007

SF大会の狂騒も一段落したので、一般ネタを。(まだいくつか書きたい記事は残ってますが)

9月14日10時31分01秒(日本標準時)に、月周回衛星「かぐや」(SELENE)/H-IIAロケット13号機(H-IIA・F13)が打ち上げられます。

この「かぐや」は、複数のブースターをつけた強力な構成のH-IIAで打ち上げられ、二個の子衛星とともに月の回りを回りながら月について詳しい調査を行います。例えば、地形や地層を調べ、詳しい地図(月図?)も作ります。あまり精密な調査の行われていない、月の裏側も詳しく調べるとか。打上げの様子はいろいろな方法で中継されますので、ぜひ見てください。携帯電話のFOMAでも見られます。
詳しくはJAXAの特設サイトをどうぞ。

身近な天体だけに月にちなんだSFも色々有りますが、SFに縁のない人でも読めるのがJ・P・ホーガンの「星を継ぐもの[AA]」ですね。月で見つかった太古の宇宙飛行士の遺体から始まる、ミステリ仕立ての物語です。二転三転して最後は、これぞSFという結末が待っていますので、未読の方はどうぞ。